福祉施策だけでなく市民が本当に求めている街づくり

タウンニュース4月21日掲載

熊本地震の被害により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 私、いなみ俊之助は、3月末まで行われた横浜市議会定例会および予算特別委員会の中で、「市の新人職員が研修を通じて介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格を取るべき」と訴えました。

 市には毎年4月に約800人の新人職員が入庁します。高齢化社会のなか、横浜市でも2019年には人口のピークを迎え、その後は減少に向かうと予測されています。
 高齢化も深刻化し、25年には市内の病床数が約7000床足りなくなるとされています。
 そのような中で、今後ますます福祉が重要になります。福祉は病院・介護だけでなく、街づくりや市政全般に関わってきます。

 私は6年前に2級の資格を取りましたが、その経験が私なりの福祉施策を考える中で大変重要になっています。
 一部の局では車いすの研修などが行われていますが、新人職員全員が資格取得に向けて130時間の研修を受けるなかで多くの学びがあり、福祉施策だけでなく市民が本当に求めている街づくりに気付くことができると思います。
 真の寄り添い型の市政とはこのようなことを言うのではないでしょうか。

 介護福祉や子育てなど、子どもからお年寄りまで笑顔あふれる街づくりをめざしていきます。

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