災害に強い横浜をめざして

タウンニュース9月1日掲載

先日の台風9号では
中区でも一部地域に避難勧告が発令されました。幸い大きな被害は出ませんでしたが、地震だけでなく土砂災害にも注意し、この機にご自宅周辺の避難所をご確認ください。

9月1日は「防災の日」です。
関東大震災から90年以上が経ち、横浜で今後30年以内に震度6弱以上の地震が起こる可能性は80%以上といわれています。例えば天気予報で降水確率80%といえば傘を持って外出するのと同じように、非常食など各ご家庭で地震への備えをご検討下さい。

 中区の地震被害想定では、規模によっては建物の全半壊や火災による焼失被害が各1万棟以上、死者500人以上、そして3千人以上の負傷者がでることなどが想定されています。

 防災・減災対策の究極的な目的は「人命を守ること」です。熊本地震では、改めて「自助・共助」の重要性が教訓として再認識されました。これから各地の地域防災拠点で訓練が行われます。ぜひ訓練に参加して「気づき」を得て、各家庭や町内で防災の取組みを進めて頂ければと思います。

 私は横浜市会で今年度、消防委員会にも所属することになりました。熊本地震でも課題にあげられた「住宅の耐震化」など、「災害に強い街づくり」をめざし、今月6日から始まる横浜市会第3回定例会でも改めて横浜市の災害対策について確認し、議員として自分が成すべき役割をしっかり果たしていきたいと思います。

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